金子みすゞの「南京玉」
maroです
姫路文学館の金子みすゞ展で
トンボ玉を発見☆
それは、南京玉でしたがガラスの玉♪
「南京玉」と題する懐中日記と共にトンボ玉(南京玉)が展示されていました!!
「南京玉」
みすゞは夫に試作を禁じられた後
愛児ふさえの片言のおしゃべりを「南京玉」と題する懐中日記に書きとめていて
当時3歳のふさえの愛らしい言葉に
誰もがあたたかい気持ちになれる1冊だと紹介されています
冒頭に・・・
「なんきんだまは、七色だ。一つ一つが愛らしい、尊いものではないけれど、
それを糸につなぐのは、私にはたのしい。
この子の言葉も、そのやうに、一つ一つが愛らしい、人にはなんでもないけ
れど、それを書いてゆくことは、私には、何ものにもかえがたい、たのしさだ。
南京玉には、白もあるし、黒もある。この子の言葉は、意味はなくとも、また
「詩」なんぞはなほのこと、えんもゆかりもなくっても、ただ「創作」でさえあれ
ば、残らず書いてゆく事だ。」
ガラス玉を1つ1つをつないでいく事の楽しさは
今も昔も変わらない楽しさなんですね(^^)
是非、姫路の文学館でご覧下さいね♪
http://www.city.himeji.lg.jp/bungaku/